関川夏央との出会い

 関川夏央氏は、言うまでもなく 谷口とのコンビで、「事件屋稼業」・「『坊ちゃん』の時代」などの、名作を生んできた人物である。

 関川は、彼のエッセイのなかで、谷口との出会いを、次のように述べている。「1977年2月のすざましく寒い日に谷口ジローと水道橋のたもとではじめて会い、一瞥のうちにたがいに相手を値踏もうとしつつ小さな敵意の火花を交し合って以来、・・・・・」(77年だとすると、「作品年表」と、合わないのですが・・・・)(「マンガ批評体系 第1巻」1988)

 谷口は、「第一印象はとっつきにくいインテリという感じ。・・・・・」。さらに、第1回共同作品「跳べ!!暗殺犬」のとき、「関川さんは、こういう原作を劇画化できるか、という顔をしていたし、こちらは、よし描いてやるぞと・・・・。」(「名探偵に名前はいらない」1981)

 そして、「地味でも暗くてもいいから、今まで誰も描いてないようなまんがを作りましょうよ」と、2人はいつも話していた・・・・・。(98年 ビッグコミックオリジナル増刊号)


 なお、関川は、「原作者」という言葉を嫌い、「共作者」ということばを、使う。このサイトのなかでも、彼の意見を、尊重し、「共作 関川夏央」とした。

 わたしは、かれの、リズムのある文章と、独特の名セリフが、すきだ。

 いずれにしろ、2人は、「名コンビ」であることは、間違いがなく、互いにいい影響を、与え合ってきたと思う。


 名コンビの「次回作」を、期待している。


(関川氏の原作マンガは、「谷口先生=画」以外のものもあり、谷口作品と間違われることがあるため、「他の漫画家の関川氏原作マンガリスト」作成しました。こちら→